2001/12/24      危険な兆候                                       前頁に戻る

 


   奄美大島沖の海上保安庁の巡視船の攻撃による不審船沈没事件だが
     アメリカが北朝鮮と本格的に戦争を行う準備に入った証拠ではないか。
     先の朝銀信組(実質的な北朝鮮銀行)の幹部たちの不正融資にからむ逮捕劇や
     警視庁の朝鮮総連本部(実質的な北朝鮮日本大使館)への強制捜査の実行など、
     これまでタブーとされアンタチャブルなものとして官憲が手を出すことのでき
     なかった北朝鮮サイドへの直接的な斬り込みが、このところ意を決したように
     行われて来た背景は、この事件が起こるための前哨戦であったように思われる。

     アメリカは日本を盛んに煽って北朝鮮にチョッカイを出させる作戦のようだ。
     日本に挑発させてミサイルが日本本土に飛んできた段階で御大のアメリカ軍が
     出動しアフガンよろしく北朝鮮に雨あられの空爆を行い、北朝鮮が廃墟と化し
     た後は、韓国の傀儡政権に政権をゆだね、日本に大金を出させて戦後の復興を
     行わせ、アメリカはここで生まれる利権を独り占めする腹積もりのようだ。
     中曽根を筆頭とする阿呆な日本のタカ派の連中がアメリカのこの作戦に嵌って
     北朝鮮を挑発し、日本の国益を失して日本国民を路頭に迷わせる事態が起こら
     ないように日本国民全員で日本政府の今後の動向を監視していくことが必要だ。

     副島隆彦も12月24日の「今日のぼやき」でこのことにいち早く言及している。
     このコメントに私も全面的に賛成だ。「アジア人はアジア人同士で決して戦って
     はならない」のである。

     副島隆彦の今日のぼやき
     http://soejima.to/

     2002年OB会報に「今思うこと−日本とは何か」という拙文を掲載する。
     この文もあわせて読んでいただき21世紀の我々日本人の生き方を決める材料
     にしていただきたいと思っている。