2001/10/23      洗脳のテクニック                                       前頁に戻る

 


    読売新聞の全国世論調査によれば米国のアフガニスタンに対する軍事行動を「容認する」と応えた国民の意見が86%に達したと、本日の読売新聞がその一面トップで得意げに報じた。そりゃ当たり前だ。読売新聞を筆頭として日本の新聞、テレビなど大マスコミは連日連夜、政府が米国のアフガン攻撃を支持する旨の広報をそのまま垂れ流しに垂れ流し、無知な国民を洗脳したのだから。ようやくその効果が現れたと言うだけの話である。私に言わせれば「容認する」の応えが86%は少な過ぎるくらいだ。

    考えてもみなさい。大多数の一般国民は、奇兵隊のOB諸君と一緒で、今日どうやって「おまんま」を食べたらいいかが日々の最大の関心事である。自分の生活や仕事のことで頭が一杯なのだ。したがって自分の生活と直接に関係のないアフガンの戦争の話などほとんど考える余裕はない。そこにきて連日連夜、新聞、テレビで政府が米軍支援を正当化する報道をガンガン流せば、自然「おえらいさんがそう言っているのならそれでいいのでは」と単純に考え「容認」の応えをだすものなのだ。これが洗脳の恐ろしい所だ。大東亜戦争では日本国民はこの方法でイチコロで騙された実績がある。

    たとえば一般国民の皆さんがこの掲示板に掲載している私の「米同時多発テロ」や「米国のアフガン攻撃」に対する見解を連日連夜、新聞、テレビの大マスコミで「またか」というほど流されたならば、必ず「容認できない」という意見が96%くらいにまで達するはずだ。86%どころではない。それくらい私の見解は大マスコミを凌駕する説得力があるはずだ。だからメディアを押さえることは国家を押さえることと同等の威力があるのである。

    私は読売新聞を購読しているが愛読しているわけではない。この新聞は「敵の情報」を知るために読んでいるのだ。はっきり言っておこう。読売新聞はアメリカ政府の御用新聞である。つまりアメリカ政府(正確にはアメリカの帝国主義者)によってコントロールされている新聞である。この新聞の記事には顕著にアメリカの日本国民洗脳の意図が見えるのである。この新聞は日本の新聞の中でも特に売国的傾向が強い。したがって読み手は十分注意して読む必要がある。社長の渡辺恒雄はアメリカのグローバリスト(帝国主義者)の手先であり、中曽根や石原の親分格にあたる。アメリカのニューヨークタイムスやワシントンポストなどの主要な大新聞と全米テレビの三大ネットワークはユダヤ資本に牛耳られており、ユダヤの先兵であるグローバリストの意のままに操られている。これによってアメリカ国民は完全に洗脳されているのである。そして日本の読売新聞も彼らによって操作されるメディアの一つなのだ。