2001/09/14      同時テロその後の感想2                                  前頁に戻る

 


    ニューヨークの世界貿易センタービルに対する航空機による自爆テロだが、この模様を中継したテレビのビデオ映像を見るにつけ素朴な疑問を抱かざるを得ない。

    まず一機目の衝突のビデオだが、これはホームビデオで撮影された映像がテレビで頻繁に放映されている。この映像はたまたまビルの近くにいた人が偶然に撮影に成功したものを放映しているつもりだろうが、そのような偶然に撮影に成功したという立場から考えればこの映像は明らかに不自然である。通常なら不穏な動きをする航空機を発見した場合、撮影者は必ずその飛行機に焦点を合わせその機影を追って行き、最終的にビルに追突という映像になるはずである。しかしこの映像は最初から貿易センタービルの衝突位置にあらかじめ焦点を合わせて待機しているような形で撮影を開始しており、数秒おいてその位置に航空機が飛び込んで来て衝突する映像となっている。撮影者はあたかも航空機がその位置に衝突するのをあらかじめ知っていたかのような撮影の仕方である。

    次に二機目の衝突だが一機が衝突してから17分後の衝突という。この映像は全世界に通信衛星を通じて放映された。私もこの映像をNHKの映像回線で見たのだが、これは少なくとも一機が衝突してから15分以内にテレビ局が世界貿易センタービルの近隣の見晴らしのよいビルの一角にテレビカメラを移動して据え付け放映を開始したことになる。いくらテレビ局が迅速な行動力を売り物にしているとは言え、これはちょっと異常なスピードで出来過ぎてるとは思えないだろうか。タイミングがあまりにも良すぎるのだ。あたかも予定されたスケジュールに従って放映されているかのように思えた。それとも日頃からあの位置にテレビカメラが設置されていたとでも言うのだろうか。あの映像は衝撃的な映像だ。亡くなった方々には申し訳ないが世界を震撼させて余りある超ハイライトの映像である。これを全米及び全世界に生で放映することでテロリストの犯罪の残虐さを強烈なインパクトを持って世界に訴えることが出来たのである。その効果を考えればあの映像はどうしても放映される必要があったのではないか。

    世界貿易センタービルには国際金融資本(ロスチャイルド系)のモルガン・スタンレーとゴールドマン・サックスの二大投資銀行の本店が入っていた。モルガン・スタンレーにいたってはビルの22フロアーを使用し、3500人の従業員が働いていたという。しかしいずれも従業員は全員無事だったということだ。これはどうも不自然だとは思わないか。事前に「神風突撃」があるというビラがまかれたという噂も飛び交っているようだ。やはりアメリカの上層部のトップエリート達には事前にテロがあることが知らされていたのではないだろうか。

    ブッシュは「これは戦争だ。直ちに報復する」と息巻いている。しかしアメリカの世論は現時点では、ブッシュの意見に賛成するものは22%程度であり、逆に75%の国民は「軽挙盲動せず、事態を冷静に見つめて判断すべきである」と極めて慎重な態度をとっているらし い。多くのアメリカ国民は事件の不自然さに気付いているようだ。戦争になって一番の得をするのがアメリカの国際金融資本傘下の軍需産業である。逆に一番損をするのが重税の負担を強いられ兵役に駆り出される一般国民である。彼らはこのことにうすうす感づいているようである。